2002年公開、フランス・アメリカ合作映画
制作・脚本はなんと「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマンとスパイク・ジョーンズ。
監督はミシェル・ゴンドリーと豪華なんだけどあまり話題にならなかったのか。
主演のパトリシア・アークエット(ライラ)とリス・エヴァンス(パフ)はリトル・ニッキーから再共演。
wikiも情報少ないすね。
多毛症に悩む女性(ライラ)と、猿と思い込み森の中で育った男(パフ)が、マナーで世界が平和になると信じる童貞短小博士に出会いエロ助手(ガブリエル)に巻き込まれたりとブラックコメディ。
なんといってもパトリシア・アークエットとリス・エヴァンスの好演が素晴らしい。
二人とも自然へ回帰する場面があるのだが、全力の類人猿である。
パトリシアに至っては多毛症で全身けむくじゃらから坊主になる女優魂。
ガブリエル役のミランダ・オットーがまた可愛い、男が好きな女性像ですね。
物語終盤の町を歩くシーンの勢いに少し熱くなり、しっかりオチもついてるあたりさすが名コンビ。
コメディシーンも楽しいので逆イントゥザワイルドとして、楽しめる一本。