「天国から落ちた男」(原題:The JERK)
1979年公開、コメディ。
Steave Martinの初本格主演作、らしい。
スティーブ扮する、捨て子のネビンは黒人一家に拾われ人種差別が激しい中愛情豊かに育てられる。
どうにもブルーズのリズムに乗れないネビンは、ある日ラジオから流れてきた曲に自然とリズムをとり、感銘を受ける。
「外の世界にはこんなに素晴らしい物があふれているのか」
思い立ったネビンは、家を出て世の中を見る旅にでる。
様々な場所で色々な人に出会い、ふとしたことから億万長者になったネビンだが・・・?
と、ロードムービー的なストーリーだが、これはコメディ。
あらゆるところにスティーブ・マーティンらしい笑いが織り込まれている。
気になるのは、いくつかパロディっぽいシーンがあるのだが、元ネタがわからないのでパロディかどうかもわからない。
スティーブ・マーティンといえばサボテン・ブラザーズをオススメしているのを見るが、個人的にはビッグムービーに続いて今回の「天国から落ちた男」を押したい。
ネビンのちょっと頭の弱い役柄と、動物(犬)の現金な掛け合いがとても笑えた。
現金な動物ってかわいいよね。